仕事より家族が大事なのはわかっていますが、どうしても仕事が優先になってしまいます。どうすれば、いいのでしょうか。
その気持ち、わかります。家族が大事なのは間違いないのですが、サラリーマンである以上、どうしても仕事をないがしろにはできないですよね。
「男は仕事優先」「男が長時間労働して当たり前」。どの職場でも、こんな考え方が主流です。
そうなんです。だからサラリーマンである以上、仕事優先しか選択肢はないのではと思っています。
でも、多少時間はかかりますが、サラリーマンであっても、仕事優先を脱却して家族優先のライフスタイルにシフトすることはできるんですよ!
この記事では、
- 私が『仕事優先』の働き方から脱却できた理由
をお伝えします。
私は子どもの誕生をきっかけに、働きすぎのライフスタイルを見直しました。
この記事を読めば、「仕事優先をやめるヒント」と掴んでもらえると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
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私が『仕事優先』から脱却できた理由
①『仕事優先』で失うものの大きさを知った
独身時代は仕事を優先させても、失うものは自分のプライベートな時間くらいでした。
影響するのが自分だけだったので、不満はありつつも、会社に滅私奉公して長時間働いていたんですね。
でも、結婚して子どもが生まれて、自分の働き方のせいで、家族の幸せを犠牲にしてしまったことが何回もありました。
その度に生まれた大きな罪悪感や後悔が、そもそも仕事優先を改める原動力になりました。
- 妻を育児ノイローゼにしてしまった
- 家族の楽しみを犠牲にしてしまった
- 自分がしんどくなった
確かに仕事を優先させて、家族や妻に申し訳ないと思うときがあります…。
長時間労働に耐えている男性なら、少なからず経験することですよね。でも、私はこのままでは自分も家族も不幸になると思ったんです。
②サラリーマンの本質を理解した
- 長時間労働をいとわずに滅私奉公しても、会社はそれに応える義務はない。
- 会社に価値を提供できる『強み』がなければ、40代/50代になっても会社の言いなりになるだけ。
会社の意向を汲んで長時間労働や休日出勤に応えることが『会社への貢献』と考えてきました。でも、ちょうど子どもが生まれた頃に、そうしたサラリーマンマインドに疑問を持つような事がいくつか起きたんです。
- 業績不振による給与減額
- 経営幹部の好き嫌いによる降格人事
- 企業トップから相次いだ「終身雇用守れない」発言
- 新型コロナのパンデミックによる経済の激変
確かにいくら長時間労働に耐えても、会社はいざとなったらリストラをしますもんね。
そうなんです。「無節操に会社にゴマをするような働き方をしても意味がない」と悟ったんです。
③社内で自分だけの仕事を見つけた
いくら心の中で「仕事優先をやめるぞ!」と息巻いても、いざ職場で上司や同僚たちに囲まれて働けば、なかなか残業や休日出勤を断ることはできませんよね。勇気がいることです。
私も最初はなかなか勇気が出せずにいましたが、マインドを変えるきっかけになったのが、「自分だけの仕事」を持ったときです。
「社内で自分しかできない仕事がある」と思えると、それだけで「会社に貢献している」という気持ちになり、「長時間労働に囚われず、やるべきことをやったら帰る」というマインドが生まれました。
具体的に言うと、私の場合は、
- 社内のWeb担当者
という「自分だけの仕事」を持ちました。
子どもが生まれる前から、IT系の資格の勉強をしたり、Webマーケティングを学んだりしていたことが評価され、アサインされました。
確かに誰でもできる仕事はそれだけでは評価されないですよね。
そうなんです。『誰にでもできる仕事は、できるだけ長く働かないと評価されない』んです。
でも、「自分だけの仕事」を持つことで、「私は働く時間の多さではなく、専門性や強みを活かすことで価値を提供している」と思うことができました。
こうやって働き方のマインドが変わったことで、少しずつですが、残業や休日出勤、自分の強みとは関係ない雑務などを断ることに抵抗がなくなっていき、『仕事優先』から脱却する大きなきっかけになりました。
④自分だけで家計責任を負うのをやめた
「一家の大黒柱として、家族を支える」。こうした発想を捨てたことも、仕事優先から脱却するのに効果がありました。
仕事を優先させる気持ちの根底には、「男が一家を支えるくらい稼がないといけない」という、プライドというか、男らしさの呪縛みたいなものがあったんですね。
でも、そうした考えは捨てました。
今でも「稼がなくては」とは思っていますが、自分で一人で家計責任をすべて負うのはやめたんです。
- 共働きなんだから、妻と合わせた世帯収入で生活できればいい
- 自分が家族優先で年収が下がっても、その分妻が働けるようになれば世帯年収は上がる
こんな考えに改めました。
仕事優先をやめて、夫も家事や育児負担を負うのですから、その分、妻に家計負担を求めてもいいはずなんです。
確かに、それだ男女平等ですよね。
妻は子どもが生まれてもフルタイムで働きたいタイプの人だったので、なおさら、私は家族を犠牲にしてまで、会社で身を粉にして働く必要もないと思いました。
『生活に必要な額の半分を稼げれば合格点。残りは妻が稼ぐ』。そう思えたら、会社で必要以上に滅私奉公する気が失せました。
まとめ:仕事優先からは脱却できる!
「男は仕事優先」「男が長時間労働して当たり前」。
今もこんな風潮が根強いですが、私も含めて、こうした状況を変えられた人はたくさんいます。
今の働き方に満足していますか?後で後悔することになりませんか?
40代・50代になると、働き方を変えるのはますます難しくなりますし、犠牲にするものも大きくなってしまいます。
少しでも「このままじゃヤバイ」と思っているなら、本当に早く動き出した方がいいですよ!
この記事が参考になれば幸いです。
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