いつも仕事に追われていて、同僚や他社に負けないように競争することに疲れてしまいました。どうすれば、いいのでしょうか。
お疲れ様です。何のために競争して頑張るのか、なぜ頑張らなければいけないのか、わからなくなる時って、ありますよね。
私も20代のころは訳も分からずに、がむしゃらに働いていましたが、30歳になり、結婚したりが子どもができたりして、この問題に直面しました。
「このまま、今の仕事を続けていていいのか」
「今のままで、10年後に自分は幸せになっているのか」
悩みが多すぎて、仕事に全力で打ち込むことができなくなりました。
そうなんです。自分の幸せって、何なんだろうと思ってしまいます。
わかります。社会人になって、10年余り。30代になると結婚や子育てで自分の環境が変わるので、仕事との向き合い方に疑問が出てくるんですよね。
この記事では、
- 「競争社会に疲れた」と感じた私が試した3つのこと
をご紹介します。
私は子育てをきっかけに、競争社会で頑張りすぎる生き方を見直しました。
この記事を読めば、「閉塞感がある現状を打破するきっかけ」をつかんでもらえると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
「競争社会に疲れた」と感じた私が試した3つのこと
①新しいことを始めてみる
「やりたい」「学びたい」と思っていたこと。なんでもいいので、新しいことにチャレンジしてみると、心がすっきりしますよ。
なぜなら、仕事で競争することに疲れてしまったと感じるのは、その仕事を頑張る意味や目的を見失っているからです。
こういう時は、無理に仕事を頑張っても意味や目的はわかりません。かえって、仕事が嫌いになったり、体調を壊したりするだけです。
むしろ、解決先は仕事を頑張ること以外の場所に眠っているものですよ。
私も報道記者をしていた時代は、常に新しい情報を求められ続け、鵜のように情報を飲み込んでは吐き出すことにほどほど疲れてしまいました。
そこで、以前から興味があったこと、やろうと思っていたことを片っ端から試してみました。
- ランニングを始めてみる
- ブログをやってみる
- Webマーケティングを学んでみる
- IT系の資格勉強をしてみる
- 社会人大学院に入学してみる
でも、仕事と子育てで忙しくて、そんな時間はないですよ。
確かにそうですよね。ただでさえ忙しいのに新しいことをやるなんて、ハードワークすぎますよね。
でも、その気になれば、「1日1時間」は絶対に時間を確保できます。
仕事や子育てのやり方を見直せば、必ず時間が作れます。
私も本気で生活や仕事のスタイルを見直したら、時間を作れました。
毎日、少しでもいいから、新しいことにチャレンジすれば、新しい発見があります。
そうすると、今の仕事との向き合い方も変わってきますよ。
②転職活動をしてみる
転職活動をして、視野を広げてみるのも効果的です。
自分の新しい可能性に気が付くことができるからです。
- 自分の市場価値
- 自分にできること
- 自分のしたいこと
転職活動をすると、この辺りのことが、クリアになります。
転職活動は労力もかかるし、面倒なんですよね。
確かにそうです。でも、求人票を眺めるだけでも、結構、楽しいですよ。
本気で転職するつもりではなくてもいいと思います。
今の仕事以外に自分ができる仕事や自分がやりたい仕事は何なのか。
今の仕事に以外の選択肢を探し始めると、気持ちがすっきりしますよ。
③生活費を計算してみる
家庭に必要な生活費、わかっていますか?
つまり、「自分や家族が満足できる生活を送るために、毎月、どれくらい稼げばいいのか」ということです。
必要な生活費がわかれば、仕事で稼ぐ金額がはっきりします。
世の中の仕事は、基本的には、
- 年収が高い仕事=競争が激しい
という構造になっています。
だから、どの程度の年収が必要なのかわかれば、仕事でどの程度の競争に耐えればいいのかがわかるんですね。
確かに、よく考えれば、年収は高ければいいって訳ではないですよね。
そうなんです。高年収と競争の激しさはトレードオフの傾向にあります。だから、必要な生活費の額によっては、そんなに競争が激しい環境に身を置かなくてもいいかもしれませんよ。
大学生のときの就職活動で、年収が高い順に選んだ企業に、今も勤めていませんか?
新卒や20代はプライベートな時間をどれだけ犠牲にしてもOKですが、家庭ができた30代は犠牲にできる割合も限られてきます。
必要以上の年収を得るために、必要以上の競争や長時間労働に耐えなくても、いいのではないでしょうか。
まとめ:競争に疲れたら環境を変えよう
社会人になって10年も経ち、30代にもなると、結婚して子どもが生まれて、20代の独身時代では想像ができなかった環境の変化が訪れます。
それに伴って、これまでの「働き方」や「働く意味」「競争社会で頑張る目的」を改めて問い直すことは自然な感情だと思います。
競争社会から完全に離脱することは難しいですが、競争の度合は自分で選ぶことができます。
会社で競争することに疲れたら、あなたにあった適度な競争がある環境を選びましょう。