家庭と仕事の両立は難しい|男性サラリーマンが抱える働き方の問題3選

男性サラリーマンが仕事と子育てを両立させるのが難しい理由3選

30代の男性サラリーマンです。男性もしっかり育児をするべきだと考えているので、仕事と子育てを両立させていきたいのですが、どうすればいいでしょうか?

豊太

お疲れ様です。男は仕事だけで「子育ては妻任せ」って嫌ですよね。私も「子育てもしっかりやってこそ一人前の男」だと思っています。

でも、最初に現実をお伝えしますが、男性サラリーマンが仕事と子育てを両立させるのはかなり難しいです。

「いつ、子どもが体調を崩すかわからない」

「いつ、保育園から呼び出しがあるかわからない」

だだでさえ、不確実性が高い子育てには柔軟な対応が求められますが、サラリーマンという働き方がそれを許さないからです。

でも、仕事を効率的にこなせば、子育てもできるんじゃないですか。

豊太

残念ですが、効率的に仕事をこなしただけでは、仕事と子育てを両立させることはできないんです。働き方を抜本的に見直す必要があります。

この記事では、私の体験談を元に

  • 男性サラリーマンが仕事と子育てを両立させるのが難しい理由3選

をお伝えします。

豊太

私は仕事と子育てでキャパオーバーになり、働き方を変える決心をして、34歳で地元のホワイト企業にUターン転職しました。

この記事を読めば、「今の働き方では、仕事と子育ての両立は無理かも」と思ってもらえると思います。

ぜひ、参考にしてみてください!

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目次

男性サラリーマンが仕事と子育てを両立するのが難しい理由3選

「仕事を効率的にこなそう」

「子育てを効率的にしよう」

私も長女が生まれたばかりの頃は、仕事と子育ての効率化を図ることで、両立ができると思っていました。

豊太

でも、次第に仕事と子育ての効率性をいくら高めても、あまり意味がないことに気が付きました。

結局、仕事に割いていた「時間」を強制的に子育てに振り向けること以外に、仕事と子育てを両立させる方法はないと思うようになりました。

でも、男性サラリーマンにとって、これが一番難しいんです。効率化ならできるのですが。

①休みづらいから

毎日決まった時間に出社して、一定の時間は会社に労働力を提供する」。

これがサラリーマンに求められる基本要件です。

でも、しっかり子育てをするなら、この基本要件が満たせなくなります。

豊太

だから、男性サラリーマンが仕事と子育てを両立させるのは難しいんです。

  • 子どもがぐずって登園しないので出社が遅れる
  • 子どもを病院に連れて行かないといけない
  • 子どもを自宅で看病しないといけない
  • 保育園から呼び出しの連絡があった

こういう「家庭の有事」が発生したときに、仕事を急に欠勤したり、早退したりできますか?

すべての仕事を中断して、上司に「帰ります」と言えますか?

確かに、仕事を休むのは、無理かもしれません。

豊太

ですよね。でも、仕事と子育てを両立するというのは、こういう「家庭の有事」に対応することの連続なんです。

②長時間労働を求められるから

「休みづらい分、早く帰って育児をしよう」と思っても、定時で帰りづらいのがサラリーマンです。

豊太

なぜなら、「会社の求めに応じて残業すること」も、サラリーマンに求められる基本要件だからです。

サラリーマンにとって定時で帰るのは、部活で一人だけ自主練せずに帰る部員みたいに、とても居心地が悪いんですよね。

確かに社内で定時で帰る人は、ほとんどいません。

豊太

私の場合は、「早めに残業を切り上げたなぁ」と自分では思っても、「帰ってみたら、子どものご飯もお風呂も終わっていた」。なんてことも普通にありました。

③急に想定外の仕事を振られるから

子育ても不確実性が高いですが、仕事も不確実性が高いですよね。

豊太

つまり、「先が読めない」ってことです。上司から、結構大変な仕事を、急にさらっと振られることって、ありませんか。

子育て中の社員には、そんな急な仕事は与えないだろう」。

私も最初はそう思いましたが、すぐに認識が甘さを痛感しました。

なぜなら、私たちの上司世代は、周囲に共働き世帯が少なく、「自分が大黒柱になって、パートナーが専業主婦(夫)で子育ての一切を任せていた」世代です。

豊太

だから、共働き世帯の働き方が想像できないんです。むしろ、子育て中でも「大黒柱だから、頑張らないとね」という意識で、独身時代と変わらずにバンバン仕事を振ってきます。

夫婦の両方で家計負担育児負担も分け合っているという姿が、想像できないんですね。

確かに会社の上司は男性ばかりで、奥さんは専業主婦という人が多いです。

豊太

そうですよね。そういう上司には、共働き世代の価値観はわからないんです。

④同調圧力に耐えられないから

もちろん、サラリーマンにも権利はありますから、「急に休んだり」「定時で帰ったり」「仕事を断ったり」できます。

でも、それには強いメンタルが必要で、普通のサラリーマンは、多分そんなことできないですよね。

豊太

なぜなら、上司だけではなく、周囲の同僚からもサラリーマン的働き方を期待されるからです。

甲子園を目指そうとチーム一丸で頑張っている野球部に、部活を休みがちだったり、居残り練習をしなかったり、監督の指示に従わなかったりする部員はいないと思います。

そんなことをすれば周りの部員から白い目で見られますから、

  • 他の部員と同じように頑張るか
  • 退部するか

どちらかを選択することになるでしょう。

豊太

悲しいですが、人間は社会的な生き物なので、どうしても周囲の環境に順応しようとしてしまうんです。順応できなければ、退場するしかありません。

確かに仕事を投げ出して途中で帰ったら、周りの同僚から、どう思われるか。

豊太

気にしてしまいますよね。こうした同調圧力は、日本社会のあらゆるところにあるので、もう国民的気質として私たちのDNAに刻み込まれてしまっているんです。

まとめ:仕事と子育てを両立させるなら働き方を変えるしかない

何度も強調してしまいますが、男性サラリーマンが仕事と子育てを両立させるのは本当に難しいです。

豊太

なぜなら、いまの男性サラリーマンの働き方には、「男は仕事で女は家庭」という性別役割分担が主流だった昭和の時代の影響が未だに色濃く残っているからです。

だから、普通の職場で普通の働き方をしていては、仕事と子育ての両立は難しいのです。

でも、私のように、それでもなお、仕事と子育てを両立させたいのであれば、自分の働き方を変えるしかありません。

豊太

令和の時代にあって、いまも脈々と続く「昭和な働き方」に自ら終止符を打って、セルフ働き方改革をするのです。

興味のある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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