真面目に働いているのに、いつも仕事に追われていて、評価もなかなか上がりません。私が悪いのでしょうか?
お疲れ様です。真面目に働いているのに「報われていない」と感じる時って、ありますよね。
終わらしても終わらしても、次々と降ってくる仕事。
大して仕事をしていないのに評価の高い同僚。
「いつになったら、仕事に余裕が持てるのだろう…」と、嘆きたくなりますよね。
そうなんです。自分の何が悪いのか、わからなくて。
そんなに自分を責めないでください。この原因はあなたのせいではなく、サラリーマンという働き方のせいなんです。
この記事では、
- 私がサラリーマンが会社で真面目に頑張るのは無駄だと悟った理由
をお伝えします。
この記事を読めば、「仕事はもっとゆるく取り組んでいいんだ」と思ってもらえると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
サラリーマンが真面目に頑張るのは無駄だと悟った理由
3社・10年以上のサラリーマン経験を経て、私が辿り着いた結論は「サラリーマンは真面目に頑張ってはいけない」ということでした。
なぜかというと、
- 生産性を上げても仕事はラクにならない
- 頑張っても成果は会社のもの
- 評価は上司との相性次第
だからです。
①生産性を上げても仕事はラクにならないから
「生産性を上げよう」とはよく言われることですが、サラリーマンにとって、生産性を上げることは自分の首を絞めることになります。
なぜかというと、いくら生産性を上げたところで、働く時間は短くならないからです。
生産性を上げるというのは、フルマラソンに例えれば、これまで完走に6時間かかっていたところを、3時間で走り切れるようにするということです。
6時間かかるマラソンをすごく頑張って3時間で完走して、後は帰って休むことができれば早く走る意味がありますが、サラリーマンだと、これが許されません。
いくら苦しい思いをして早く走ったとしても、決められた時間が終わるまでは走り続けないといけないのです。
確かに、サラリーマンって、それが現実ですよね。
そうなんです。サラリーマンは、いかに長く走り続けられるかが大事なので、早さ、つまり生産性はあまり重要じゃないんですよ。
だから、私は疲れが残らない程度に、ほどほどの生産性で頑張ればいいと思っています。
②頑張っても成果は会社のものだから
私も昔は、「頑張れば頑張った分だけ、会社は成果を認めてくれる」と考えていました。
でも、実際は、この考え方は間違っています。、
なぜなら、
会社にとって、サラリーマンはサブスク
だからです。
抽象的な表現になってしまいましたが、会社は毎月、定額の給料を私たちに支払う代わりに、私たちを一定の時間働かせる権利を買っているわけです。
要するに、私たちという労働力をサブスクで利用している形なんですね。
サブスクだから、企業が私たちの労働力を使って成果を上げても、つまり、労働力である私たちがどれだけ頑張っても、その分は私たちの給料には反映されないのです。
だから、私はサブスクの利用を停止されない(つまり、解雇されない)程度に、ほどほどに労働力を提供する程度に働ければいいというのが、サラリーマンの基本戦略だと思っています。
企業は、いつでも定額で労働力が使えることを求めているだけなのに、プラスアルファで頑張るなんて無駄です。
③評価は上司との相性次第だから
サラリーマンの頑張りって、「水物」なんですよね。
組織で分業して仕事をしているので、成果に対して、誰がどの程度貢献したのかが見えにくいんです。
だから、結局、仕事への貢献度、つまり頑張りを決めるのが上司になってしまうんです。
でも、上司が各々の部下の貢献度を、客観的に見られるかというと、それはNOです。
結局、上司の好き嫌いが評価に反映されてしまうのです。
確かに、真面目に仕事に取り組んでいる人ではなく、上司にゴマをすっている人ばかり出世していきますね。
それは、どの会社でも繰り広げられている普遍的な現象なんだと思います。
だから、上司にゴマをすって出世する気がないのであれば、必要以上に真面目に仕事をしたって無駄なんです。
まとめ:仕事は頑張りすぎず、ゆるくやろう
何事にも、一生懸命に真面目に取り組むことは、素晴らしいことです。
ですが、報われないものにまで、必要以上に時間や労力を投資するのは、人生を無駄にしていると私は思いまう。
特に家族がいて、プライベートも大切にしたいと考えている父親であれば、なおさらですよね。
仕事中心の生き方を見直すのって、悪くないですよ。
以上、参考になれば幸いです。