「大手子会社はやめとけ」と言われていますが、実際どうなのでしょうか?本当のところを知りたいです。
大手子会社、気になりますよね!結論を言うと、私は34歳で大手子会社に転職しましたが、正直、大正解でした。
給料はそこそこですが、ワークライフバランスはとれる働き方ができるので、子育て中の私には打ってつけの職場です。
そうなんですね。「やめとけ」という声が多いので、言ってはダメな会社かと思っていました。
20代にとってはデメリットが大きいので、そういう声が上がるのだと思います。でも、30代子育て中でワークライフバランス重視で転職したいなら、是非検討した方がいいです。
この記事では、
- ワークライフバランス重視で転職したい30代には大手子会社はおすすめな理由
- 20代から「大手子会社やめとけ」と言われる理由
をお伝えします。
私は34歳で大手子会社に未経験転職して、育休1年を取得。復帰後は、時短勤務にして、子育て優先の働き方をしています。
この記事を読めば、「大手子会社ありかも!」と思ってもらえると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
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子育て中の30代に大手子会社がおすすめな理由
私が大手子会社をおすすめする理由は次の3つです。
- ワークライフバランスが充実している
- 仕事がまったりしている
- 年収はそこそこ高い
①ワークライフバランスが充実している
子育て中の30代に大手子会社をおすすめできる一番の理由がコレです!
大手子会社って、ワークライフバランスが充実してるんです。
なぜかというと親会社の基準にあわせているからです。
私が勤めている会社は
- 年間休日125日
- 有給消化率80%以上
- リモートワークOK
- 男性の育児休業取得実績あり
などなど、子会社であっても、ホワイトな環境が整っています。
それは魅力的ですね!
私も入社してびっくりしました。
もちろん、子会社なので、給与は親会社に比べれば劣りますが、それでも地方であれば高水準。
昼休みも、ちゃんと休んでいる社員が多くて、びっくりました。
②仕事がまったりしている
私のように地方の中小企業で、振ってきた仕事はなんでもこなしていた身からすると、今の大手子会社の仕事は、はっきり言ってゆるいです。
基本的に親会社の指示に従っていればいいという雰囲気なので、会社独自に自律的に動くということはありません。
何年も変わらず、ずっとやってきたという仕事が多いです。
そのほかにも、
- 幹部層は親会社からの左遷組なので、そもそもそんなにやる気ない
- 定時になったら帰る上司が多い
- やらなくても会社は回る仕事をすごく丁寧にやっている
という感じです。
子会社というのは、そもそも親会社が特定の仕事を担わせるために設立する会社なので、言ってみれば、一つの部署のようなもの。
だから、変化も少ないし、やることが決まっているので、まったりしてしまうんですよね。
③年収はそこそこ高い
親会社の社員ほどではないですが、そこそこの年収はもらえます。
結局、親会社から転籍してくる人が多いので、そういう社員のために、親会社と比べて、あまりに低い年収は設定できないんですよね。
転籍者だけ、特別な給与体系にするわけにはいきませんから、子会社の正社員の給与も、それなりになります。
私が勤めている大手子会社の年収は、親会社の7~8割といった感じです。
地方で考えるなら、年収は結構高い方だと思いますし、親会社ほどの激務でないのにそれだけもらえれば、正直万々歳です。
20代から「大手子会社やめとけ」と言われる理由
このように子育て中の30代にはメリットが多い大手子会社ですが、20代からは「やめとけ」なんて言われることが多いようです。
確かに、私が新卒で入社するのだったら、正直、大手子会社はやめておきますね。
なぜなら、
- やりがいや成長を感じにくい
- 出世ルートが限られている
からです。
①やりがいや成長を感じにくい
大手子会社の基本スタンスは「親会社の方針に従っていればいい」です。
なので、自分で意思決定して新しいことにチャレンジするという環境ではありません。
何をやるにも、「親会社の意向を伺ってから」ということが多いです。
なので、やる気のある20代には、閉鎖的で魅力のない職場と捉えられるようです。
実際、私の会社でも、こんなにホワイトな会社なのに、辞めていく20代は多いです。
せっかくホワイト企業に入ったのに、やめていくんですか。
そうなんです。やっぱり、20代はワークライフバランスじゃなくて、やりがいや成長を求めるようなんです。
ちなみに、私はどうなのかというと、ホワイトな働き方だけができる点を重視して今の会社を選んだので、業務がつまらないとか、新しいことにチャレンジできないとかは、「正直どうでもいい」と思っています。
仕事にやりがいや成長を求めてはいないので、むしろ、楽であればあるほど大歓迎という感じです。
なかなか、20代には分からないかもしれませんが。
でも、子育て中の30代のあなたになら、わかってもらえるはずかと。
②出世ルートが限られている
これは20代だけではなく、30代にも当てはまるデメリットですね。
大手子会社のホワイトさに感激した私でも、この点に関しては、不満を感じています。
大手子会社の幹部ポジションの多くは、親会社から転籍社員で埋まってしまうので、大手子会社で採用された生え抜きの社員が出世して就けるポジションは少ないです。
せいぜい出世できて、課長か部長と言う感じですね。
どれだけ頑張っても、目指せる上のポジションが限定的では、若い人は頑張る意欲を失って当然です。
まとめ:ワークライフバランス重視にはおすすめ!
自分のやりがいや成長を重視していた20代とは違い、30代になり、特に子どもができると仕事への取り組み方や考え方は自分でもびっくりするくらい激変します。
そうした中で、ワークライフバランスを求めるようになった人には、大手子会社は向いていると思います。
辞める20代も多いので、30代でも転職しやすいのも狙い目です。
ぜひ、転職の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
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