いつかは地元に帰りたいと考えていますが、まだ具体的に動いてはいません。Uターンするのにベストなタイミングってあるのでしょうか?
Uターンって、将来的な構想としては考えていても、なかなか行動に移すのは難しいですよね。
私も20代の頃から、漠然と「将来は地元に帰りたいな」と思っていましたが、実際に地元にUターンしたのは34歳のときでした。
30代で地元にUターンしてどうでしたか?
34歳でUターンして、本当によかったと思っています。正直、あと数年遅くなって、40代になっていたら、Uターンは難しかったと思います。
この記事では、
- Uターンして地元に帰るタイミングは30代がリミットだと思う理由
をお伝えします。
この記事を読めば、「Uターンするなら、なるべく早く動かなくては」と思ってもらえると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
地元に帰るタイミングは30代がリミットだと思う理由
地元にUターンするなら、30代で、しかも、子どもが小さいうちに決断した方がいいと思っています。
理由は次の通りです。
- 転職が難しくなる
- 子どもの転校(転園)が難しくなる
①転職が難しくなる
定年退職後の地方移住ならさておき、現役世代が地元にUターンしたら、働かなくてはいけません。
多くは企業勤めになると思います。
でも地方では、40代以降になると、途端に転職が難しくなります。
「いまは40代の転職も活発になっているから大丈夫だ」と思われたかもしれません。
でも、それは人材の流動化が活発な東京などの大都市の話です。
正直、地方では、まだまだ
「35歳転職限界説」は健在
なんです。
- 終身雇用
- 年功序列型
地方では、こういった従来の日本型雇用の特徴が根強く残っていますから、どれだけ専門性があったとしても、40代というだけで、転職は不利になります。
だから、40代になると「地元にUターンしたくても転職先がない」という事態が起こってしまうんです。
確かに、仕事がないと、Uターンしようがないですよね。
私の周りでもUターンをしてきた人は多いですが、ほとんど30代です。40代の人は、美容師とか、弁護士とか、手に職があって自営でやっていける人ですね。
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②子どもの転校(転園)が難しくなる
あんなに小さかった我が子も、保育園に行きだすと急に成長速度が上がる気がします。
お友達も増えて、自分のコミュニティをどんどん作っていきます。
こうなると、年齢が上がるにつれて、親の都合で転園や引っ越しをさせることが難しくなってきます。
子どもが
- 保育園のお友達と会えなくなるのを嫌がる
- 保育園の先生と会えなくなるのを嫌がる
ということが起こりえます。
私が地元にUターンしたときは、長女は3歳だったので、すんなり事が運びましたが、それでも新しい保育園に馴染むのには時間がかかりました。
小学生になろうとする今、もし、長女に「これから別の土地に引っ越す」と伝えたら、大泣きして反対することは目に見えています。
親の都合ばかりで、子どもの都合を考えていませんでした。
子どもが大きくなるにつれて、親の都合だけで引っ越すことは、どんどん難しくなるんですよね。
転園や転校は、子どもに大きな負担をかけます。
なので、
Uターンは子どもが小さいうちに
した方が絶対おすすめです。
まとめ:Uターンするなら30代で子どもが小さいうちに
地元へのUターンは、人生の大きな決断です。
家族がいるなら、なおさら、しっかりと考える必要があります。
でも、現実的に考えた時に、Uターンの決断は、いつまでも先延ばしにできるものではなく、期限があります。
私は地元にUターンできて、本当によかったと思っています。
慎重に考えつつも、ぜひ手遅れにならないように行動していただければ幸いです。