仕事より家庭を優先できるパパになりたいです。どうすればいいのでしょうか。
お疲れ様です。そのご決断、本当に素晴らしいと思います。
私もブラックな働き方をしていた時に、長女が生まれ、仕事と家庭(子育て/育児)のバランスの取り方がわからず苦しみました。
でも、様々な後悔を経験して、仕事よりも家庭を優先させようと決心して、今に至ります。
今は、
- 時短勤務
- 残業なし
- 週3テレワーク
- 有給完全消化
という家庭を優先できるホワイトな働き方をしています。
どうすれば、そんな働き方ができるんでしょうか。
難しく感じるかもしれませんが、決意と行動があれば、誰でもできます。すぐにすべてを変えることはできませんが、ひとつずつ、取り組んでいけば働き方を変えることはできます。
この記事では、
- 仕事より家庭を優先する働き方を手に入れるために私がしたこと
をお伝えします。
この記事を読めば、「私も家庭を優先できる働き方を手に入れよう!」と思ってもらえると思います。
ぜひ、参考にしてみてください!
仕事より家庭を優先できる働き方を手に入れるためにやること
当初は、私も解決先が分からずに、色々と試しました。
決して、楽な道のりで、今に至ったわけではありません。
色々試したことの中でも、ホワイトな働き方を実現するために効果があったと感じていることを、ロードマップ形式でお伝えします。
STEP①:自分に素直になる
なんだかんだ、これが一番大事です。一番最初にやってほしいことです。
サラリーマンとして、我慢することや本音を出さないことに、慣れきっていませんか?
給料は我慢料と変に達観して、自分に素直になることを忘れていませんか?
この感覚を思い出しましょう。
なぜなら、仕事よりも家庭を選ぶということは、自分の気持ちに素直になるということなんです。
- 長時間労働を我慢しない
- 休日出勤は断る
- 休みたい日は休みたいと言う
- 周りを気にせず定時で帰る
言ってみれば、こういう「フツー」のサラリーマンなら、我慢してしまうことや、本音で言えないことをやることなんです。
だから、まず自分に素直になること。我慢しないで、本音を言う。これが、仕事よりも家庭を優先するための第一歩です。
もっと、わがままになっていいんですよ。サラリーマンは、我慢しすぎなんです。
でも、そんなこと、すぐにはできないですよ。
ですよね、いきなりは難しいです。でも、小さいことでもいいので、職場で素直になって、我慢しないで、本音を出しましょう。
最初は家族を言い訳にしてもいいんです。
「妻がどうしても、迎えにいけないから、帰ります」
「妻がどうしても、休めないから、休みます」
しばらくすれば、さらっと「子どもの迎えがあるんで」「子どもが熱出したんで」とだけ言って、行動できるなります。
STEP②:対人関係を見直す
次に取り組んでほしいのは、社内の上司や同僚との付き合い方を変えることです。
あなたは、会社の上司や同僚に必要以上に気を使っていませんか?嫌われたくないと思っていませんか?
まず、この思考を捨ててください。なぜなら、仕事より家庭を優先することは、「上司や同僚よりも、家族を優先する」という意思決定の連続だからです。
▼仕事と家庭の両立が難しい理由▼
こちらの記事でもお伝えしましたが、サラリーマンとは「家庭を気にせず長時間労働をする働き方」がデフォルトになっています。
そんな中で、仕事よりも家庭を優先しようとすれば、上司や同僚との人間関係は必ず悪化します。
表立って、批判や文句は言われないかもしれませんが、よく思われないことは間違いありません。
▼育休を2回取得した私の体験談▼
だから、「上司から嫌われたくない」「同僚にも気を使わないと」と思っていると、それに迎合してしまい、家族を優先するという意思決定がにぶってしまいます。
それを防ぐために、上司や同僚との対人関係を見直しましょう。
具体的に言えば、『嫌われる勇気』を持ちましょう。そうです。あの大ベストセラーが伝えていることです。
でも、会社で嫌われるなんて、嫌ですよ。
最初はそうなりますよね。でも、考えてみてください。会社って、ただ給料を稼ぐためだけの仕組みなんです。
だから、上司や同僚は、たまたま偶然、しかも一時的に、稼ぐ仕組みを共有するために居合わせただけの関係。
いってみれば、たまたま同じエレベーターに乗り合わせた一時的な人間関係と一緒なんですよ。
あなたはエレベーターで居合わせた人に、過剰に気を使ったり、嫌われたくないと思いますか?
上司や同僚なんて、そんなものだと思いましょう。
STEP③:会社に本音を伝える
「家庭の事情で、残業や休日出勤が難しくなった」と上司に伝えましょう。
その上で、育児休業や業務変更を申し出ましょう。
ぶっちゃけ、そんなこと言っても、仕事の負担は変わらないかもしれませんが、それでも言いましょう。
なぜなら、「自分の本音」を会社に伝えることが大事だからです。
ちなみに、私の場合は育休の取得や業務変更を申し出たところ、
- 「そんなことを言うやつは記者じゃない」
- 「これまでの先輩方も、皆同じようにしてきたんだから我慢しろ」
- 「子育ては奥さんに任せればいい」
- 「男として、それでいいのか」
などなど、直属上司や担当役員まで出てきて、さんざんなことを言われました。
私も同じような感じになると思います。
でも、ある意味、それでいいんですよ。なぜなら、こういう経験をすると、会社との関係を見直す覚悟が決まるからです。
私は、仕事よりも家庭を優先する姿勢を見せて、さんざんなことを言われました。
正直、怒りと失望を感じました。
私なりに何年も、自分を犠牲にして、会社に貢献できるように頑張ってきたつもりでした。
それを、ただ「皆と同じように長い時間は働けない」と言っただけで、ここまで冷たくあしらわれるとは思っていませんでした。
でも、これがきっかけで、会社との向き合い方が大きく変わったんですよ。
- 「会社に滅私奉公しても、無駄」
- 「会社は、結局、働く時間の長さしか評価していない」
- 「会社には最低限の仕事で貢献していればいい」
- 「早く転職しよう」
今まで、上司や同僚に気を使って、早く帰ったり、仕事を断ったりするのを躊躇していましたが、そんな気は、さらさらなくなりました。
会社に滅私奉公するだけ無駄。ある意味、もっと、会社でわがままになろうと決めました。
もちろん、最低限のレベルの仕事は、きちんとやっていましたが、必要以上に会社に貢献することはやめました。急な仕事を振られても、断ることにためらいを感じなくなりました。
会社に本音を伝えて、育児休業や業務変更ができれば、御の字。
それを断れたら、その会社はあなたがいる場所ではないってことです。
それをはっきりさせるために、会社に自分の本音を伝えましょう。
STEP④:転職活動をする
最後にやってほしいのが、転職活動です。
正直、これが一番大変ですが、一番効果があります。
家庭を優先できる働き方ができるかどうかって、本人が意思を強く持つことも大事ですけど、やっぱり、職場環境が大事なんですよね。
- 男性育休に積極的
- テレワーク可
- 残業少ない
- 有給取りやすい
- 男性も時短勤務可
こういうホワイト企業に転職できれば、職場との摩擦を最小限にして、家庭を優先させながら働くことができます。
でも、そんな企業あるんですか。
私も転職するまで、想像すらできなかったですが、実際にホワイト企業ってあるんです。
私が30代で転職した企業がまさにホワイト企業で、
- 育休1年取得
- 時短勤務
- 残業なし
- 週3テレワーク
- 有給完全消化
などなど、ブラックな働き方をしていた時とは考えられないくらいホワイトな働き方を実現できています。
仕事と家庭を両立させようなんて考えるあなたは、きっと真面目で、生産性高く仕事ができる人です。
だから、しっかり転職活動すれば、必ずホワイト企業に入れます。
今の職場で耐えるなんて、もったいなさすぎですよ。
ちなみに私は、職場を変えるついでに地元にUターンしようと思い、地方のホワイト企業を探しました。
地元のホワイト企業に転職できれば、自分の働き方も整うし、両親が子育てを手伝ってくれるので、仕事と育児の負担が激変しますよ。
▼地元へのUターンって、結構いいですよ▼
まとめ:決意と行動があれば働き方は変わる
仕事より家庭を優先できる働き方をする人は、サラリーマン社会の中では、マイノリティです。
フツーのサラリーマンであれば、滅私奉公の長時間労働は当たり前です。
そんな社会で、あえて家庭を優先できる働き方を目指すと決めたあなは、本当に素晴らしいと思いますし、私も働き方を変えた今の人生にとても満足しています。
その決意と具体的な行動があれば、必ず働き方は変えられます。
ぜひ、この記事が、その一助になれば幸いです。